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第6回支倉シンポジウムを開催しました

2021.03.18
日本学国際共同大学院(GPJS)は、国際学会「支倉シンポジウム」を、2021年3月 5日・6日・12日・13日にオンラインでLIVE開催しました。
「支倉シンポジウム」は、教育・研究交流の土台である「支倉リーグ」参画校・ 研究機関と開催される、GPJSのメインイベントです。既に第六回目となる今年度は、Yonaoshi: Envisioning a Better Worldを主題とし、人間社会を取り巻く環境(それはCOVID-19に直面した現代を含みます)から、より良い世界を生み出す ために哲学、歴史、文化、芸術を考究する研究者がなしうることは何かを探求するものとなりました。
イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学と共催し、オランダ、カナダ、コロンビア、スペイン、フランス、ポーランドといった国々の研究者・大学院生も含めて、各日とも百三十名を越える参加者があり、相互に活発な質疑応答がなされ、充実した会議となりました。また、 "Long 1960s"と銘打たれた、日本とイタリアの研究者による比較歴史学の特別パネルと、東北大学と ローマ大学の大学院生による研究発表部会も併せて開催されました。特に"Long 1960s"パネルにおいては、オンライン開催の特性を強く活かし、日本語とイタリア語双方の同時通訳を試みることによって、英語以外による研究協力の道を具体 的に切り拓くものとなりました。
なお、日本時間17:00(イタリア時間9:00)~ 日本時間21:00(イタリア時間13:00)に実施し、それを4日間にわたって開催 するという形をとることで、ヨーロッパとの時差の問題にも対応いたしました。